設計事務所の役割

設計事務所の仕事というのは、まだまだ世間一般に知られていない部分もあるかと思いますので、簡単に分かり易くご紹介させて頂こうと思います。お家を建てる方法は、ハウスメーカー、工務店、設計事務所等々さまざまありますが、どのような場合においても設計に関わる設計士は存在します。この中で設計事務所だけ特徴的なのが、設計に特化した独立した組織であるという事です。ハウスメーカーや、工務店の多くは設計+工事が一体となった組織であるのに対して、設計事務所はそこから分離した別組織となります。その違いによりお家づくりの進め方も異なってきます。
着工までの大まかな流れをご説明させて頂きます。

設計事務所の場合

ハウスメーカー、工務店の場合

土地探しから一緒に

新築のお家を考え始めると、まずは土地探しからという方が多いのではないかと思います。
利便性、日照、風通し、自然環境、交通量、価格等々、土地の評価にはさまざまなバロメーターがありますが、その全てを満足させてくれる土地に出会う事は本当に難しく、皆様がその事を望まれております。そのためそういった評価の平均点が高い土地というものは、価格も相場より高く、すぐに売れてしまう傾向にあります。しかしこの平均点というのはあくまでも土地だけを考えた場合の評価でしかなく、そこにどういった建物が計画できるのか、どういった生活がイメージできるのかといった、土地と建物を合わせたときの評価とは異なります。そこを土地探しの段階からイメージできるようにアドバイスさせて頂く事も、設計事務所の重要な役割だと考えます。建物が何となくイメージできると、より自分たちに合った土地探しができると思います。そして一見マイナスに見える要素も考え方次第でプラスに転じる事もあるのです。

間口の狭い旗竿地だけど、
逆に道路から離れた静かな環境が手に入る
高低差から生まれる見晴らしの良い景色
小さな土地でコストを抑え、
利便性の良い駅近くにお家を

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